怪しい怪談師たち : 怪談雑史

ここ最近「ぁみ」のイベントを見ていると事故物件住みます芸人「松原タニシ」と組むことが多くなってきた。例えば１０月３日に名古屋、１９日には埼玉県大宮市、３０日には大阪と３回も二人の怪談トークショーが開催されるのだが、松原タニシに今から残りのスケジュールはキャンセルすべき！と言いたい。

だって「ぁみ」の目的は松原タニシの持っている基盤を奪い取る事だからだ。昨日の日記で古参S氏がさんざん利用された挙句にポイ捨てされた事を書いたが、寄生虫「ぁみ」とその背後にいる霊感商法詐欺師たちの次のターゲットは松原タニシ、いや正確には松原タニシを中心とする関西怪談ビジネスなのである。

怪談ビジネス界の大物と聞くと真っ先に頭に浮かぶのは稲川淳二で、そのほかにつまみ枝豆や桜金蔵、それと会談新耳袋の中山市郎や山口敏太郎なんかもいるが、目下急躍進しているのは「ぁみ」を座長とする渋谷怪談夜会と、松原タニシをメインとしたおちゅーんライブの東西二大勢力なのである。

松原タニシは松竹芸能所属の芸人であり、おちゅーんライブにはサイキック少年団の北野誠と竹内義和が後見人的な立場でついており、怪談の語り手も田中俊行に下駄華緒や原昌和、デルタ雷鳥や渋谷泰志なんてクセは強いが相当のツワモノを揃えるなど、おちゅーんライブは一見ふざけている様に見えるがマトモなビジネスである。

一方「ぁみ」の渋谷怪談夜会は都会的でお洒落なイメージを前面に出してはいるものの、実態は霊感商法や自己啓発セミナー、オレオレ詐欺にマルチ商法のプロたちが集まった犯罪集団であり、何も知らずに「ぁみ」のファンクラブに入れば全財産どころか角膜、腎臓、心臓まで売り飛ばされてしまうこの世の生き地獄である。

そして今まで東京の人気怪談師を引きずり込んでファンたちをむしり取り、用済みになったらポイ捨てしてきたのだが、どうもここ最近関東では成長スピードに陰りが見えてきて数年後には頭打ちになると睨んだらしく、ここでもう一つの大市場である関西に切り込む事を決め、そのとば口として選ばれたのが松原タニシなのである。

ちなみに「ぁみ」は吉本興業所属の芸人であり、松原タニシの松竹芸能よりも圧倒的にバックが大きいのだから売れない後輩芸人をかき集めて関西に対抗組織を作れば良いだけだが、それをわざわざ松原タニシにすり寄って共同イベントを始めたのは良質の怪談マニア（つまりカモ）は既におちゅーんライブに集まっているから、新しく開拓するよりも今あるものを盗んだ方が早い！と言う詐欺師特有の悪知恵が働いたからである。

「これから怪談ビジネスは伸びるから一緒に組んでパイを広げよう！」などと詐欺師「ぁみ」は松原タニシに持ち掛けて、人がよさそうな松原タニシはそれに乗ってしまったに違いないが、はっきり言うとパイを広げる役割は専ら松原タニシに押し付けられるだけで、大きくなったパイを胃袋にいさめるのは「ぁみ」だけ・・という結果になるのは目に見えているのだ。

「ぁみ」の背後にいる霊感商法の信者たちが松原タニシのイベントに入り込んでファンたちの切り崩しを始めるとか、おちゅーんライブの事務局にアルバイトとして潜り込んでファン名簿を盗み取り、そこに悪意ある噂を流したりファン同士をケンカさせて分裂させる等々の方法で関西怪談ビジネスを瓦解させていく・・これが奴らのいつも手口なのだ。

オウム真理教から経済革命倶楽部、法の華三法行などなど「ぁみ」の背後にいる奴等はこうした手法に長けた悪の権化のような連中で、脳内に自分の事しかない低知能者「ぁみ」は単に神輿に担がれているだけだけれど、その「ぁみ」を信用して一緒に怪談ビジネス拡大のため！なんて乗せられるのは愚の骨頂としか言いようがない。

数年前まで売れない芸人だったのが「事故物件住みます芸人」になったおかげでスポットライトを浴び、また最近は本を出版してこれが結構な売れ行きになったことから気持ちが舞い上がっっちゃうのは判るけど、よりにもよって「ぁみ」を組んでしまうとは全く持って松原タニシは目が曇ったとしか言いようがない。

怪談ビジネスの盛り上がりでおちゅーんライブが最大コンテンツになるチャンスが来ようとしてるのに、その芽を摘み取ってしまうとは・・。宗教がらみで師匠筋の北野誠がどえらい目に遭ったのは松原タニシだって良く知っているはず。とにかく悪いことは言わないから「ぁみ」と渋谷怪談夜会とは縁を切れ、タニシ！

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